Partition (ハードディスクの領域)
- 少なくとも、swap と root の
二つの Partition (領域) を確保する。
- Swap Partition
メモリが不足した時に利用する領域。
(欲しいメモリサイズ − 実メモリサイズ) 程度の領域を確保する。
- Root Partition (/)
OS の Kernel と Base が Install される領域。
- その他のPartition
- User Partition (/usr)
様々なアプリケーションソフトを Install する領域。
Root Partition と分けなくても良い。
分けておくと、Kernel のみアップグレードする際に、
インストールしたソフトウェアを再インストールしなくてすむ。
- var Partition (/var)
各種ログや各種スプール領域として使われるパーティション。
Root Partition と分けなくても良い。
分けておくと、大量のメールや巨大なプリンタジョブなどによって、disk
full になった場合に、システム全体に影響を及ばせずにすむ。
- その他
ディスクの大きさや安全性を考えて、Partitioning を行う。
/export/home, /usr/local など。
ただし、IDE のディスクの場合、
Primaryパーティションは4つまでしか取れないので注意。
- cfdisk の使い方
- [New] 新たな領域の確保
- [Primary] 物理パーティション
- [Logical] 論理パーティション
- [Beginning] ディスクの先頭から領域確保
- [End] ディスクの末尾から領域確保
※ IDEのディスクの場合、
一つのハードディスクドライブにはプライマリパーティションは
4つまでしか取れない。 それ以上にする場合は、そのうちいくつかを
ロジカルパーティションにする。
- [Type] 確保した領域のファイルシステムの設定
- [Bootable] 確保した領域を Bootable にする
Root Partition にする領域を Bootable にしておく方が良い
- [Write] 設定した内容をディスクに書き込む
- [Quit] 設定が終わり[Write]したら、cfdisk を抜ける
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